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賀春☆旧年中のご芳情を厚くお礼申し上げるとともに、本年も変わらぬご厚誼の程お願い申し上げます

 

お正月に山桜が開花!南国土佐といってもここ梼原は四国カルストの麓、ビックリです。一昨年春にオープンした梼原町図書館、別名「雲の上図書館)にやっと行くことができました。設計は隈研吾氏。建物はすべて町の杉、檜の間伐材を使っていて館内はスリッパがなくても足が冷えず、本と建物がしっくり馴染んでいました。開架書庫55万冊、閉架書庫35万冊。 本を図書分類に並べず「いろは48本棚」を作って独自のコーナーを作っています。「い」は「梼原の風を感じる」。「は」は「日本を今一度 洗濯したく申し候」。これは坂本龍馬の言葉です。「こげないっぱい本、はじめてじゃき。。」と本を見渡しながらつぶやいている人もいて、来ている人の世代も広く町の憩いの場にもなっていました。映画にもなった『ニューヨーク公共図書館』を目指しているのかも?と思いました。
入って真正面の「梼原の風を感じる」コーナで『伊予の古代』『裁判所ものがたり』など松栄印刷所で印刷をした本を見つけてうれしくなりました。郷土本はかなり充実をしています。
入ったとおもったらアッというまに2時間も経っていました!こんどはお弁当を持って1日がかりでくるつもりです!
図書館を出ると30年らいずーっと気になっていた立派な屋根がある橋がみえたので寄ってみると、橋の先は古い神社で、ここから龍馬が脱藩をしたという道案内がありました。ひと抱えもある木に囲まれて心にも体にも清々しい力をもらいました。最後はやはり隈研吾の設計の温泉に。露店風呂から眺める日没のうつりかわりは最高!!すっかり陽が落ちたあとの建物からも灯りも素敵でした。(文責:桝田屋)

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